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2022.08.12

ココロ踊る学びの場“JUKUBOX”の始まり

埼玉県川口市にある大泉工場の本社内には、築80年以上国登録有形文化財の日本家屋があります。
そんな素敵な空間を活用すべく、現代版寺子屋プロジェクトである“JUKUBOX”の取り組みが始まりました。

自然と調和した𝘄𝗲𝗹𝗹-𝗯𝗲𝗶𝗻𝗴を探究する、ココロ踊る学びの場である“JUKUBOX”では、【食・暮らし・文化芸術】の3つテーマに沿った講座を10月以降に本格的に展開していきます。
JUKUBOXでは、それぞれのテーマに沿った講座を教えてくれる人を“Shock人”と呼んでいます。

※もともと鋳物や植木など「職人」の街として知られる川口と、学ぶひとたちの人生を変えるきっかけ、”Shock”を与えたい想いからShock人と呼んでいます。

受講生を入れての記念すべき第1回目は、【アスリート陶芸家と学ぶ、茶の湯と茶盌の世界】をShock人として山田翔太さんをお招きし、開催しました。

お互いを知る

Shock人である山田さんの自己紹介、活動についてシェアしてもらうだけでなく受講生の皆さん自身についても語っていただくことで、お互いを理解しながら進行していきます。

見立てる

受講生の皆さんには、受付時に山田翔太さんが作られた茶盌をそれぞれ選んでいただき、自分の選んだものが模様も含めて、どんな物に見えるかの“見立て”ていただきました。
その人の感性や生きてきた経験によって、1人1人見え方が違い、それらを皆さんにシェアすることでどんな感性を持っている人なのかを理解することができる“見立て”の奥深さがありました。

茶の湯

自分が飲む茶盌を見立てたあとは、楽しみにしていた茶の湯講義。
山田翔太さんが受講生1人1人にお茶を点て、おもてなしの時間です。
1つ1つの工程・所作を解説しながらお話し、また参加いただいた皆さんだけに特別にお伝えするコツなどを交えながらの山田さんのお話に、皆さま好奇心の満ちた目で聞き入っていました。

そのあとに、受講生自らお茶を点てるという体験もしていただきました。山田翔太さんが点てたお茶との違いに皆さん驚かれていました。
最後に皆さんに感想をシェアいただくのを聞いていると、興味関心が高まった方が多く、ひとりひとりが好奇心から学び・考え・そして行動するというJUKUBOXが目指す循環に影響を与えることができ、嬉しく思いました。

今後

JUKUBOX は10月より本格的に様々な講義がスタートしていきます。食・暮らし・文化芸術をテーマを中心に、様々な分野で活躍するShock人たちと一緒に、「ココロ踊る学びの場」をソウゾウしていきますので、よろしくお願いいたします。